野球シーズン終了にあたり

還暦爺さんの世迷言

日本のプロ野球は2025年10月30日に福岡ソフトバンクホークスの日本シリーズ制覇を以って公式戦全日程を終了いたしました。ゆるーいタイガースファンとして少し書き散らかします。
まずは選手、スタッフ、阪神園芸、その他関係者の皆様、本当に有り難うございました。楽しませていただきました。
また、ファンの皆様、在野の配信者の皆様もお疲れ様でした。その熱意に改めて敬意を表します。

嗚呼阪神タイガース

さて阪神タイガースはセントラルリーグを制覇したものの、ホークスの壁がとにかくブ厚く1勝4敗とあっさりと蹴散らされました。
ホークスさん、初戦負けたのは敵地甲子園で3試合たっぷりその強さを見せつけるための演出だったのではないか?と勘繰りたくなるような流れでありました。
因みに1勝の後に4連敗は2014年と同じパターンですね。ホークスさん強かった。

南海→ダイエー→ソフトバンク、親会社は変わってもホークスはタイガースに強い。

詳細は著名な野球評論家から在野のマニアまで様々な方々が解説されていますのでそちらにお任せするとして上っ面だけしか見ていない自分の感想はもう少し点が取れないのか?というものです。

今シリーズ、タイガース総得点8に対して、ホークスの山川選手の打点が7でありまして、チーム総がかりで山川選手一人分を辛うじて上回る程度。タイガース佐藤選手も打点5と奮闘はしておりましたが如何せんホームランがありませんでした。

リーグホームラン王にホームラン無く、且つチームのホームラン数もゼロ。また先頭打者の近本選手は打率こそ22打数7安打の318でありますが四死球がゼロ。
つまり打率=出塁率となっており更に盗塁が1。
これも素人目にはちと物足りないと感じるところであります。

尚、盗塁に関しては佐藤選手が2となっており、個人的には近本、中野両選手にはこれを上回る盗塁数が欲しかったのと佐藤選手には盗塁の2をホームラン2であったならあと1つくらい勝てたのではないかと妄想するのであります。

とは言え、相手は世界に冠たる超大手通信会社を親会社に持ち、二軍どころか四軍までのチームを構成しているビッグチーム。選手層の厚さが全く違うのでありまして、ここに打ち勝つには2024年の横浜DeNAさんのような時の勢いを味方にしなければならないのかもしれません。

勝海舟先生曰く「時の勢いに乗ってやってきたものはね、実際の寸法より大きく見えるんだ。時が経てば何でもない人間だったっていうことがわかったりするよ。」のお言葉どおり最長でも10日無い超短期決戦ではまず勢いで相手に自分たちを大きく(強く)見せる必要がありまして、思い起こせば1985年、広岡監督率いる西武ライオンズにシリーズで勝った際はまさに勢いがありました。
但し、勢いだけでは長持ちしないことは1986年シーズン以降のタイガースを見れば明らかです。

来シーズンまずはリーグ戦を勝ち抜くべく地力を養い、通常のリーグ戦はもとより交流戦をも勝ち越して、リーグ制覇をお願いしたいです。
もう少し細かく言えば伊藤将司投手の復活と近本・中野両選手に代表される打点よりも得点が求められる選手の皆様に「ワダサンスタイル」を選択肢の一つとしてお考えいただくこと(合う合わないありますので無理にとは申しません。)を望んでおります。

91thも晩秋まで楽しませて下さい。

嗚呼凛々花様

実はCS勝ち抜き後、シーズン中の交流戦7連敗がトラウマになっていたわたしは素人考えで「日本シリーズは勝てないかもしれない。甲子園で終わってしまうかもしれない。」とネガティブな思考に頭が支配されてしまい、現実逃避先として元々試合設定が無い10月31日のNGT48劇場公演を申し込んでおりました。幸いこちらは当選し、幸か不幸か日本シリーズはその前日(10月30日)に甲子園3連敗で幕を閉じたため、当初の予定(?)どおりの現実逃避と相成った訳であります。

ハッピーハロウィン、何がハッピーなのか老害には理解できませぬ。楽しかったからまぁいいか。

しかし時はハロウィンナイト。現実逃避を図った爺さんに「ハッピーハロウィン!」は厳しかったです。公演自体は楽しかったのでありますが、頭のどこかに少々やさぐれた念が渦をまいていたのもまた事実なのでありました。(だってちっともハッピーじゃねぇし。)

ところが終演後、劇場から退場する際に出口手前で観客一人一人に挨拶している若い女性を見つけまして、近づいてみれば10月31日当日を以ってNGT48を離脱する鈴木凛々花さんでありました。
「あっ、お久しぶりです。」(注)と声をかけられ「どもども、お疲れ様でした。」と返したのですが、前回公演を観た際に今生の別れを告げたはずでしたので活動最終日にお会いできたのは非常に有り難く、これを以って現実逃避から現実に戻って参りました。
まだ高校在学中でなかなか面白いキャラクターでもあり離脱は勿体ないなぁというのが正直な感想ですが、御本人の意思でもありますし、ヨソ者が是非に言及するのは野暮というものでしょう。YouTubeに凛々花様の面白さがわかる動画が残っているので参考までに御紹介しておきます。
       だいすき!にいがた!チャンネル 潟ちゅーぶ
注:「お久しぶりです。」はおそらく凛々花様の勘違いです。わたしは凛々花様のみならずメンバーさん誰一人として顔を覚えられるほど劇場に通っておりませんし、お話会や握手会には一切参加したことがありませんので。

嗚呼SUICAカード

さて新潟へ出向くにあたり、手持ちのSUICAカードに”タッチでGo!新幹線”の利用開始登録を施し、新潟まで新幹線利用を含めた行程をSUICAカードのみで対応したのであります。

そして券売機に並ばずにお手軽に新幹線が利用できる反面、在来線利用区間と利用区間の乗車料金が別計算になるという人によっては欠点に映りかねないことがわかりました。
往路にて東京駅新幹線改札通過時、在来線利用分の乗車料金が引かれましたが最終的には券売機で通常購入した場合の料金と同一となるであろうと思い込んでおりました。ところが新潟駅の改札を通過したところ、当たり前のように東京→新潟の乗車券+自由席特急料金が差し引かれたのであります。
もしかしたらウェブサイトのどこかに注記事項として記載されているかもしれませんが、いずれにしても券売機で通常購入した場合よりも110円高くつきました。比較のため復路は券売機にてキップを通常購入したのでありますがSUICAカードよりも110円安くなりました。

因みにSUICAカード利用により乗車ポイントが付与されますが、わたしはカードなので付与されるポイントでは高くついた分を補填できません。モバイルSUICAであれば付与されるポイントでカバーできるようです。
JR東日本としてはモバイルありきのシステム構築を推進しているようですので現金やカードのSUICA利用者に多少不利益があっても止む無しと考えているようでありますね。
SUICAカード利用者としてはそれが会社の方針ということあれば是非も無いことでありますが、ならば株主として一言申し上げます。「不採算路線は早急に廃線とし、より高収益化を実施の上増配すべし。」

2025年野球シーズンは終了いたしました。阪神タイガースは2リーグ分裂後、8回日本シリーズに進出しておりますがうち4回が対ホークス戦であり全てに負け越しております。
ただ4回とも負け越しているのは残念ではありますが、2リーグ分裂後の優勝回数7はあまりにも少な過ぎるので、まずは暗黒時代の分を取り戻すくらい日本シリーズに沢山進出していただき、その上でホークスさんに勝ち越すことを願って終わりにします。

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