岸田首相が一年前に仰せになった「・・・今、我々は、Great Reset の先の世界を描いて行かなければなりません。・・・」のGreat Resetとは具体的に何をリセットするのか、明らかにされないまま年が明けてしまいましたが、2024年の紙幣切り替えを控えて何かあるのではないか、もしくは進行しているのではないか、と勘繰った上で、ジジイが脈絡なく書き散らかします。
失敗小僧先生曰く
司法書士YouTuberである失敗小僧先生の配信 (50:49から、及び1:09:39から)によれば「数字を誤魔化すのは簡単である。特に公務員は数字を誤魔化して来た歴史がある。・・・中略・・・僕自身も一杯インチキ数字を作った人間である。公務員の仕事として作った。何故か。?知事が要求したから。」「・・・前略・・・公務員の世界と言うのは結論は政治(家)が決める。・・・中略・・・この産業に対して補助金をブチ込む等。現場の公務員はその政治のやり方が最良である理由を後付けで考えるのが仕事である。その際にいろんな数字を組み合わせ、ソースを付け、素晴らしいもので且つ効果的であるという結論に導くのである。」との仰せでした。
主権者たる国民に選ばれし政治家がまず結論(ここでは税金の使途とします)を出し、現場公務員がそれに合わせるべく合理性をつくりあげることで税金の使途が決定するらしいのであります。
偏向報道
2022年11月25日「新型コロナワクチン接種と死亡事例の因果関係を考える」勉強会が開催され、それをCBC(中部日本放送)大石さんが取材されました。ツイッターに勉強会の様子と大石さんの取材の様子がまとめられています。厚生労働省側担当者様のご発言と失敗小僧先生の配信を重ねると、私は以下のとおり妄想する次第です。
===以下妄想===
あんたたちが選んだ政治家の意向に沿って動いているだけ。文句があるなら政治家にどうぞ。気に入らないなら選挙で落とせばよろしかろう。入れるべき政治家がいない。?そんなことは知ったこっちゃない。入れるべき政治家が居ないのもあんたたちの質が劣悪だからでしょ。とにかくうちらは政治家センセの決定がゼッタイ正義なので方針を変えるつもりは全く無ェし。官僚基準において政治家センセの意向に反した報道は偏向報道と見做すゾ。
===以上妄想===
官僚制度は明治時代初期、大久保一蔵どんが「我がプロシャは官僚によって国家を運営している。官僚は質朴な暮らしをして、国民市民を愛しながら100年後のために懸命に働く。・・・後略」(翔ぶが如く:司馬遼太郎先生)という鉄血宰相ビスマルクの言葉に感動して採用された経緯があるわけですが、巷間まことしやかに語られている「80年周期の大変革」に則れば日米戦争敗戦から約80年、明治維新から約160年、そろそろ政治家+官僚による民主主義=デモクラシーの語源たるデモスの意味を考え直すべきではないでしょうか。?ビスマルクの「官僚は質朴な暮らしをして・・・」がそもそも成立していないように見えますし。大久保嫌い⇔官僚嫌い⇔せごどん好きの系譜でしょうか。?
4630万円と11兆円、2月/3月と6月/7月
2022年4月から5月にかけて山口県阿武町にてコロナウィルス関連給付金4630万円の送金ミスが世間をにぎわせていました。ほぼ同時期にコロナウィルス関連費用11兆円の使途が不明であることが発覚しましたが4630万円に隠れてしまったようです。
両者共に税金からの支出ですが、どちらが重要かと言えば11兆円(国民一人当たり9万円とちょっと)の方がはるかに重要であると思うのですが、マスコミと大多数の国民は異なる見解を持ったようで、この11兆円の件を誰も指摘すること無く、増税が進行していますねぇ。
2022年12月21日開催された新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードにて昨年から今年にかけての日本の死亡者数増加に関する調査の結果が報告されましたが、少し不可解な点があります。
詳細な分析としてアドバイザリーボードでは2022年6月と7月をサンプルとして取り上げちますが、こちらとしては昨年比において圧倒的な増加が認められる2月と3月を取り上げるべきではないか、と思うであります。更に今後、新規陽性者数が比較的落ち着いた時期であり且つ昨年比において2月/3月並みの増加が認められる10月についても詳細な分析を期待したいのでありますが果たしてどうなるのでありましょうや。膨大な量の報告書が提出されてはいるのですが。
ド素人のジジイではありますがそれなりに税金を納めていますので、敢えて言わせていただくとすれば、毎回毎回膨大な資料作成と詳細な分析を行なっていただいてはいるのですが、どう見ても結果が出ていないように見えるのであります。
対策と言えばワクチン推進と(制限有りとはなりましたが)マスクの着用でありまして、既に3年が経過しようとしているのであります。
過去には1889年ごろロシア風邪、1918年スペイン風邪(実はアメリカカンザスシティ産)の事例もあり、新しい知見も加わったはずなのに結果(=終息宣言発出)が出せないのであれば、政治家センセを介してアドバイザリーボードメンバーの総入れ替えも考えるべきと思う訳であります。
PDCAサイクル
PDCAサイクルとは、Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Action(改善)の頭文字を取ったもので、就職当初は研修の講師、職場の上司/先輩から事あるごとに指摘を受けてまいりました。
しかしながら行政の世界ではどうも周知徹底されていないようでありまして、某大臣のご発言の一部に対するCheck(評価)がやっと出てきたところであります。この調子で残りに対するCheck(評価)、更にはAction(改善)まで進めていただき是非とも政府/アドバイザリーボードの良き見本になっていただければ幸いです。
尚、文藝春秋digital 2021年6月8日 08:00以下のとおり配信があったようですが、
3人に1人は極めて稀なのか?、37.5度以上の高熱は健康被害と言えないのか?に付きましてもご発言のCheck(評価)、及び必要に応じてAction(改善)をお願いしたいです。
岸田首相の増税発言及びまとめ
コロナウィルス関連費用使途不明金(11兆円)、男女共同参画予算(10兆円)、外国人生活保護、日本学術会議(10億円/年)、一部外国人留学生に対する過剰な優遇措置・・・ ジジイが少し調べただけで出てきた日本国民から見た無駄遣いをまず見直してからご発言願いたいですね。ついでにこれら税金の使途について取材しない/できない新聞の軽減税率を撤廃して通常税率10%の適用もお願いいたします。
以上、ここまで書き散らかしてきたことに共通して言えるのは「ジジイ一人がここで書き散らかしたところで何一つ世の中は変わらない。」でありまして、ここで再度失敗小僧先生にご登場願います。先生が配信動画にて何度なく繰り返し仰せになっているのが「まず、自分の目の前の仕事ややるべきことに全力で取り組み、創意工夫を繰り返し、結果を出せ。結果を出してこそ世間はあんたの言葉に耳を貸すようになるだろう。影響力を付けた後で初めて世の中を変えることを考えるべきだ。」尤もな話でありまして、まずは事実を見極め、老い先短いわたしに何ができるかを考えてみようという話であります。
国立社会保障・人口問題研究所(厚生労働省管轄)が平成29年(2017年)に発表した人口推計によると2021年から2022年にかけて死亡者高位・出生低位の仮定(要するに最悪の場合)で72万人の人口減少が見込まれていましたが、実際は75万人の減少でした。岸田首相は異次元の少子化対策の一環として、まずはこの原因を調べなければならないのではないでしょうか。?
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