ど素人爺さんの疑問 妄想篇

還暦爺さんの世迷言

新型コロナ=武漢肺炎流行スタートからそろそろ3年、ワクチン接種開始から1年半、終息するどころか第X波のXが増えるばかりで浅学菲才のジジイには理解できないことがますます増えてまいりました。ちょっと思いついたことを書き散らかします。

ワクチン接種率と新規感染者(注1)の関係

そろそろ沖縄に出かけたいな、と思いつつ現地の武漢肺炎の流行り具合を見ていたのでありますが、関東キー局TVでは盛んに第八波をアピールしている割に沖縄の新規感染者(注1)の伸びが鈍いのでありまして、大雑把ではありますが最近の県別ワクチン接種率と新規感染者数の伸びを見比べてみたのであります。
デジタル庁ホームページ 新型コロナワクチンの接種状況 4回目接種率(2022年11月18日時点)から県別に上位下位それぞれ3つずつ選び、各県の最近6ヶ月の新規感染者のグラフをGoogle先生にお伺いしました。まず接種率は以下のとおりでありました。沖縄県が飛び抜けて低いです。1位の秋田県は沖縄県の2.3倍の接種率でありました。

1位 秋田県51.23%
2位 岩手県47.71%
3位 山形県46.89%
 ・・・中略・・・
45位 愛知県30.99%
46位 大阪府30.46%
47位 沖縄県22.39%

ワクチン接種率上位3県の検査陽性反応者数
第8波が見て取れる
ワクチン接種率下位3県の検査陽性反応者数
第8波らしき傾向はみられるが・・・。
沖縄県は別格ですね。

グラフを見比べる限り接種率上位3県に比べて下位3県の伸びが鈍く、特に沖縄県は第八波の兆候すら見えない状態なのでありますよ。
よって素人のジジイが見る限り当該ワクチンは武漢肺炎に対して極めて高い効果がある、と考える次第であります(政府が意図した効果≠接種者が期待する効果)。今後沖縄県に伸びが出る可能性も充分あるので結論は保留となりますが現状は見てのとおりであります。注1:正確には新規陽性反応者であり感染者ではない。次項参照。

感染者、陽性者、PCR検査、Ct値

武漢肺炎、間もなく3年を経過しようとしておりますが、何故日本国政府は単なる検査陽性者を感染者と頑なに言い張り続けるのか?、何故PCR検査を続けるのか?、何故そのPCR検査におけるCtをノイズを拾うほど高く(Ct=40と聞いておりますが)設定し続けているのか?以下、ジジイの想像妄想憶測を新型コロナウイルス染症対応地方創生臨時交付金制度要綱を流し読んで書き散らかします。

上記文書は内閣官房・内閣府総合サイト地方創生に格納されているPDFでありますが、表題に「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」とあるように武漢肺炎、通称新型コロナウィルスの流行により疲弊した地方自治体を助けるために政府から補助金を交付する制度の説明書となっています。
そこで目に付いたのが交付する金額の算定方法でありまして、ところどころに感染者数(=PCR陽性反応者数)やワクチン接種率が多い/高いと交付金の額が高くなる要素が含まれています。

感染者数=陽性反応者数が多いほど
ワクチン接種率が高いほど
交付金額が高くなるシステムをご存知の方は
どれくらいいるのだろうか。?
いずれ税金となって跳ね返ってくるのだが。

乱暴な物言いではありますが、ノイズを拾うほど高いCtにより無理にでも感染者数を多く見せかけ、ワクチン接種会場で接種者が亡くなっても委細構わず接種を続けて接種率を上げることにより、とにかく交付金を多く配りたい、沢山バラ撒くことにより疲弊した地方経済を助けたい、という政府(財務省)の慈悲の御心が垣間見えるのでありまして、ひたすら有難いのであります。間違ってもこの先、財政健全化を錦の御旗に、税率のUPから再分配の権限UP、ベーシックインカム導入と補助金漬けへ続き最終目標は資本主義における経済格差是正を目的とした社会主義国家を目指そうという意図は全く見えないのであります。

mRNAワクチンについて

浅学菲才のジジイにはワクチンに関する知見は皆無でありますから、妄言/虚言となることを前提に書き散らかしますと、mRNAを用いたがん治療ワクチンの基礎的な研究が2000年代後半から開始されたとのことでして、第13回WORLD HEALTH SUMMIT(2021年10月24-26日)にてドイツ・バイエル社Stefan Oelrich氏(医薬品部門責任者)の発言“There’s some… Ultimately the mRNA-vaccines are an example for that cell and gene therapy. ”
(最終的にmRNAワクチンは細胞および遺伝子治療の一例です。)につながるのであります。がん治療とは明言されていませんが「細胞および遺伝子治療」ががん治療を示しているとしても何の不思議も無いでしょう。つまりStefan Oelrich氏は武漢肺炎予防のmRNAワクチンはがん治療という別の目的を持っているとの仰せのように聞こえるのでありますが・・・・。

今回のmRNAワクチン接種でありますが、武漢肺炎の予防に付いてどれほど効果があったのかは後年発表されると思われますが、同時にこのワクチンをがん治療に使用する際の安全性(副反応、後遺症等)や人体のワクチンに対する耐久性(何回/年接種できるのか)のデータが得られたと思われますし、もしがん治療に有効な手段となればがんに関する国家の保険制度、医療体制、がん保険の掛け金設定等多くの面で改革が進むのではないか、と妄想する次第であります。

ピアニスト・にゃんこ先生曰く

いつの配信でしたか、ウィルスに非常に詳しいピアニストのにゃんこ先生がYouTube配信にて、「RNAは非常に不安定であるが故にRNAウィルスの変異も早い。ワクチンの設計から品質確認、製造、流通まで考えると接種体制が整う頃にはそのワクチンが効かないウィルスに変異していると考えるべきで、RNAウィルスによる疾病が流行り出したら終息を見るまで大人しくやり過ごすのが良い。これはウィルスの教科書レベルの知見である。」(一部私の勝手な解釈が混在しています。)とご発言されていらっしゃいました。mRNAワクチンはこの教科書レベルの知見に真っ向勝負を挑んで華々しく散ったように見えますが、良し/悪し・善/悪はともかく、がん治療のためのデータ収集という観点から見るとまったく別の結論が見えるような気がします。

XX大臣様

カネ、コネ、看板、地盤、面の皮のぶ厚さ・・・
大臣になるためのハードルは極めて高い。

上記二つ目のご発言に基づき、早急に他のご発言の後始末をお願いいたします。2022年11月現在、他のご発言内容が全て間違いであることが明白になりました。「過ちて改めざる。これを過ちという」大臣の大好きなお国の孔子様のお言葉です。選挙区有権者の知性が疑われてしまいますので何卒後始末をお願いいたします。頓首再拝。
気分は西南戦争終了直前の山縣有朋公でありまして、西郷隆盛翁宛てに出した手紙の最後の部分「君何ぞ早く自謀らざるや」が頭の中をとめどなく巡っているのであります。

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